スペシャルな987

ボクスターのスペシャルモデルが12月に開催されるボローニャモーターショーに出展されます。販売が予定されるクルマで、世界中で1960台の限定モデル。うち37台が日本に上陸するとのこと。内容を見ると、とっても魅力的です。

写真奥が1960年に登場した「RS60スパイダー」。550スパイダーの流れを汲むこのクルマは、“Renn Sport(レン・シュポルト)”の名が示すとおり、モータースポーツのために生まれたマシーンで、セブリング12時間やタルガフローリオで優勝を収めています。
そのイメージを受け継ぐのが、写真手前の「ボクスターRS60スパイダー」です。

ベースとなるのはボクスターSで、排気系の変更により、最高出力は+8psの303psにアップ。そして、装備が凄い! エクステリアでは、GTシルバーMのスペシャルボディカラーに、19インチのスポーツデザインホイール、スポーツデザインパッケージのフロントバンパー、レッドカラーのテールランプなど。バイキセノンヘッドライトも標準です。

インテリアは、カレラレッドのレザーインテリアがレッドのソフトトップとマッチします。ダークグレーのインテリアを選ぶことも可能で、その場合ソフトトップはブラックになります。
スポーツシート、PASM、シートヒーター、フルオートACなども標準に。そして、よく見ると、トリム類の加工が標準とは異なり、またメーターのフードをなくすなどして、レーシングカーの雰囲気を強めているのがわかります。

そのほか、センターコンソールやシートバック背後、ロールバーなどにボディ同色の塗装を施すなど、オプション満載。レギュラーモデルでオーダー可能なオプションを計算しただけでもほぼ1000万円というシロモノです。
日本での価格は6MT/LHDが872万円、5AT/LHD or RHDで914万円と、“お買い得”な設定になっています。私には手が出ませんが、すぐに売り切れちゃうんだろうなぁ。
Posted by motoring at 12:04│
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