シルフィ:立派になった
この時期になると箱根は雪や路面凍結の恐れがあるので、試乗会は大磯や千葉で開かれることが多くなります。今日参加した
ブルーバードシルフィの試乗会も大磯でした。
写真は“オーテック”版の「AXIS」。フロントマスクが変わると、ずいぶん印象が違うものですね。
新型シルフィはティーダと同じプラットフォームを使った5ナンバーセダン。リアからの眺めはトランクリッドの位置がやや高いのが気になりますが、まあ無難にまとまっています。ラティオよりずっとすっきりしていて、私はシルフィのほうが好きだなぁ。
ホイールベースはティーダより100mm長い2700mm。おかげで後席のレッグルームはこのとおり。足を組んでも余裕があります。
室内はティアナやティーダ(ラティオ)を手がけたデザイナーが担当したおかげで、イメージの統一が図られています。新型シルフィが加わって「モダンリビング3兄弟」の出来上がり!
シルフィの上級モデル(20G/20M)には“シルキースエード”というスエード調素材がシート表皮として使われていますが、このAXISではレザーになります。メーカーオプションにレザーシートがあってもいいと思うのですが……。
それはさておき、運転してみると、結構軽快に走るのと、静粛性が高いのがマル。スーッと発進していつのまにかタウンスピードに達しているという印象です。ただ、高速ではロードノイズが目立ちます。
ターゲット層が「40歳代の奥様」というわけで、小物入れが充実していたり、インテリアデザインがモダンリビングしていたりと、いろいろ努力の跡が見られますが、“女性のためのクルマ”という印象は強くないので、私でも抵抗なく乗れました。とりたててオシャレだとは思いませんが、嫌みのないデザインという意味では、それなりに支持を得るのではないでしょうか?
Posted by motoring at 17:53│
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実は僕もシルフィに試乗した後にティーダに乗ってみたんですが、乗り心地はたしかにティーダのほうが角が取れていて落ち着いていましたね。