週末はルマンクラシックジャパンへ〜Part2〜

というわけで、10月最後の週末は美祢で過ごしました。
写真は「ルマン式スタート」のためにストレートに並べられたヒストリックレーサーたち。なかなかの見ごたえです。

そもそも「ルマンクラシック」とは、1923年から1978年の間にルマン24時間レースに出場したクルマか、それと同じ型式のクルマだけが出場を許されたヒストリックカーレースです。2002年にフランスのルマンで第1回「ルマンクラシック」が開催され、以後、2年ごとに開催されます。その日本版というべきイベントが
ルマンクラシックジャパンで、今年から山口県のMINEサーキットで開催されることになりました。こちらも2年ごとの開催なので、ちょうどフランスと日本で交互に行われるというわけです。クラス分けなどはルマンクラシックジャパンのホームページをご覧いただくとして、写真は、30日のクラス3&クラス4で暫定表彰を受けたマシーン。一番手前が1966年のポルシェ906カレラ6。実物を目の当たりにすると、やはりその迫力に圧倒されます。

レースにはいろいろな方が参加していますが、こちらは初代カーグラフィック編集長の小林彰太郎さん。愛車のライレーで最も古いマシーンが集うクラス1のレースに出場。現代のレースのスピードとはちょっと違いますが、会場はほのぼのとした雰囲気に包まれました。

こちらは“ちょっと古い”から“つい最近”までのルマンカーによるデモラン。懐かしいマツダ787は寺田陽次郎さん、日産R390は星野一義さん、ポルシェ911GT1は中谷彰彦さん、そしてアウディR8は荒聖治くんがドライブ。う〜ん、とっても豪華! ポルシェカレラGTがペースカーを務めました。

ちなみにこの911GT1は1998年のルマン優勝車で、イベントのためにわざわざドイツのポルシェミュージアムからやってきました。前日はトラブルに見舞われましたが、今日は無事出走できました。

こちらは911GT1のコクピット。凄い! カッコイイ! このクルマが“クラシック”になる頃、再びMINEサーキットでお目に掛かりたいものです。
印象的だったのはパドックの雰囲気。フォーミュラニッポンやスーパーGTと違って、レースクイーンを追っかける“カメ小”の姿がなく、そのかわり家族連れが楽しそうにクルマを眺めていました。そんな微笑ましい光景が、いまのメジャーレースに欠けているのではないかと思いました。
2年後が楽しみですが、可能なら来年のフランスにも行ってみたい……どこか、取材に派遣してくれる媒体、ありませんかねぇ(笑)。
Posted by motoring at 20:03│
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