フルモデルチェンジして3代目になった
Jeepグランドチェロキーの試乗会が本栖ハイランドで開かれました。アメリカンな雰囲気がいいですね。
設営に3日もかかったという特設コースは、山あり“穴”ありのそれはそれは凄いもの。「大丈夫、行けますよ!」といわれるから恐る恐る進みましたが、もし通れる保証がなければ、穴の前で即撤退です(笑)
当然、こんな格好になりますが、運転しているとそれほど激しい動きだとは感じられず、慣れれば結構平気なものです。
ところで、グランドチェロキーには、安い順に「ラレード」「リミテッド」「リミテッド5.7」の3タイプがあって、ラレードには“クォドラトラックII”、リミテッドとリミテッド5.7には“クォドラドライブII”というフルタイム4WDシステムが搭載されています。両者の違いを大雑把にいうと、クォドラトラックIIの前後デフがオープンなのに対し、クォドラドライブIIの前後デフは電子制御LSDが装着されること。より高い走破性を求めるなら、クォドラドライブIIが載るモデルがお勧めというわけです。
オフロードにまるで自信のない私はリミテッド5.7で特設コースを走りましたが、タイヤが滑っている実感がほとんどないほど安心して走れることに驚きました。
一方、オンロードでは、サスペンションはソフトなのに、十分なフラットさが確保されており、また、ラック・ピニオンのステアリングが採用されたこともあって、軽快とはいかないまでも、乗用車から乗り換えてもさほど違和感のない操縦性を備えています。
マッド&スノー仕様のタイヤが発するロードノイズが多少気になるのと、ダッシュボードの質感がもう一歩ですが、価格を考えるととても魅力的なSUVではないかと思いました。
Posted by motoring at 18:00│
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